【神戸三田移住計画⑨】三田市の歴史・気候・風土
■ 三田市の基本情報
総面積 約 210 平方キロメートル
海 抜 150m (三田駅周辺)
人 口(平成31年) 約110,000人
世帯数(平成31年) 約46,000世帯
■ 三田市の気候
年間を通した平均気温は神戸市内とあまり変わりませんが、盆地地形の影響もあり朝方の最低気温は周辺の地域に比べて極端に低くなることもあり、冬場の早朝は氷点下に達することもしばしば。
真冬には市街地でも数センチほどの雪がつもります。
朝霧も多く、農産物の生産には適した地域と言えそうです。
■ 三田市の地形
市街地の殆どが海抜150~200mの間にあり、新興住宅が集中するウッディタウンやフラワータウンは、丘陵地の海抜200m地域に存在するため、河川決壊による浸水等の水害に関しては心配なさそうです。
その一方、六甲山周辺に多い地震や地殻変動の影響を受けやすい活断層。宝塚市域から延びる「十万辻(じゅうまんつじ)断層」の延長線上には、三田市東部の地域が掛かっています。
中古住宅をご購入の際には、耐震診断の受診及び、診断結果によっては耐震改修されることをお勧めします。
耐震診断・耐震改修共に兵庫県では補助金を活用することができます。
詳しくは → 三田移住者にお勧めの補助事業制度
■ 三田市の河川
三田市の真ん中を流れる武庫川。
昭和50年頃までは水害・渇水が頻繁にあったようですが、上流域の青野ダムが完成して以後はほぼ改善され、水害の被害も殆どなくなり、三田市の安定した水資源としても活用されています。
もともと海抜150mもある地域ですので、将来的にも水害は考えにくいと思われます。
■ 三田市の歴史
安土桃山時代、現在の三田小学校のある場所には三田城があり、今も三田小学校とその隣にある県立有馬高校の周辺ある池や掘りが、当時の名残を見せています。
JR三田駅の南側に位置する屋敷町は、その当時から栄えていた城下町であり、江戸時代には三田藩九鬼氏による3万6千石の拠点として、三田市周囲の豊かな農作物集散地が栄えていたそうです。
三田小学校の正門の前には当時の城後を示す石碑があります。
三田小学校の前の道を下ると、右側に「旧九鬼家住宅資料館」が見えてきます。
旧九鬼家住宅は10時~16時まで(入場無料)
意外と知られていない三田の歴史。
これからの皆さんの故郷となるかもしれない土地の歴史ですので、ぜひ機会がありましたらこれらの名所にも、一度立ち寄ってみて下さい。
■ 三田市役所
所在地 兵庫県三田市三輪2丁目1-1
営業時間 午前9時~午後5時半
電 話 079-563-1111